Butanox LPT-IN(MEKP), ディアイソノニルフタレート中のメチルエチルケトン過酸化物

Butanox® LPT-INは、コバルト触媒の存在下で室温および高温において不飽和ポリエステル樹脂を硬化させるためのメチルエチルケトンペルオキシド（MEKP）です。Butanox® LPT-INは、他のほとんどのケトンペルオキシドと比較して著しく長いゲル時間を提供するため、長時間のゲル時間や製造時間が必要なアプリケーション、例えば大型部品の生産やフィラメントワウンドに特に適しています。また、高温環境でもButanox® LPT-INは特に興味深い選択肢となります。Butanox® LPT-INはビニルエスター樹脂の硬化に特に推奨されており、このMEKPフォーミュレーションは標準的なMEKPよりも「発泡」が少ない特性を持っています。何年にもわたる実用経験から、保証された低水分量と極性化合物の不存在により、Butanox® LPT-INは海洋用途などのFRP製品に非常に適していることが示されています。さらに、Butanox® LTP-INの低い過酸化水素含有量は、過酸化水素の分解によって引き起こされる微小多孔性に傾向のあるジェルコートの硬化に非常に適しています。